夜の棚で、初めて小説を紹介します。
野沢尚さんの『リミット』。誘拐サスペンスです。
メーターを付けてみたら、ハラハラ度は★3つ。
だけど母の強さと涙腺崩壊度は、どちらも★5つでした。
3つのメーターの見方
- ハラハラ度 … 読んでいて、どれだけハラハラしたか
- 母の強さ … 主人公の母としての強さが、どれだけ伝わってきたか
- 涙腺崩壊度 … どれだけ泣いたか
★5段階。数字は全部私の体感です。
リミット(野沢尚)

ハラハラ度 ★★★☆☆ / 母の強さ ★★★★★ / 涙腺崩壊度 ★★★★★
講談社文庫・約500ページ/電子書籍あり(DMMブックス
)
内容はとってもダークで、人身売買や臓器売買で誘拐するお話。
主人公はシングルマザーの女刑事。
誘拐事件の捜査中に自分の子供まで誘拐されたと知った女刑事が、わが子を取り戻すために、誰にも知られずに一人で戦うお話。
自分の子供が小さいときに読んだから、感情移入してしまって最後は大号泣した。
子供の健気な姿も泣けた。
冒頭からスリリングな展開だから一気に読めたし、アクションも多くあったから映画化したら面白いだろうなと思った。
野沢氏はドラマの脚本家でもあるので、エンターテイメントよりの描写で飽きることなく読めるし、
母の感情、子供の母への感情、どちらも刺さった。
犯人は犯人で事情があることはわかったんだけど、私は自分の子がもしそうなったらと考えて読み進めた。
ラストシーンはうんうん、そうだよねと主人公と子供が納得できる動きをしてくれたおかげで、涙腺崩壊した。
おわりに
映画化したらいいのに、とずっと思っていたら、今回調べて2000年にドラマになっていたと知りました。
ラストは原作と変えてあるそうです。
それでも私は、原作のラストで映画にしてほしいです。

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